2009年神戸市海外移住と文化の交流センターとして開設されました。
国内唯一の移住関連施設の保存の目的をもつ移住ミュージアムと在住外国人支援、国際芸術交流と3つの機能をあわせもつ施設としてスタートしました。
移住ミュージアム(神戸市立海外移住と文化の交流センター内)
日本からブラジルへの集団移住の歴史は、1908年笠戸丸が神戸港を出港したのが始まりです。
明治維新以降の急激な人口増加に対し、国は海外への移住をおしすすめることになったのです。
ハワイやアメリカへの移住が難しくなったのち、「コーヒーの国ブラジルで一旗あげてやるか!」と熱い魂をもった人々がブラジルをめざしました。
これは、その笠戸丸の模型。1908年4月28日、神戸港から第1回の契約移民781名を乗せて出港。一路サントスへ向かいました。
ブラジル移住者募集のポスター。国をあげての一大政策だったことを物語っています。
神戸市立海外移住と文化の交流センターで、「移住ミュージアム」はこの中にあります。
1階は設立当時の神戸の町を写真パネルと地図、映像とともに紹介しています。また移住先で使用した農機具、移住者契約書などの貴重な資料も展示されています。
2階では、居住の再現コーナーや移住者の荷物の実物展示などもしています。
見知らぬ土地で生き抜いた人々のたくましさ、実直さや柔軟さをぜひ感じてください。
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