春来川のほとりの古湯の桜。
ここだけの桜が、4月上旬から中旬に花を咲かせます。
正福寺
朱塗りの観音堂。
向かって右側には、「夢千代日記」の作者、早坂暁氏が名づけた夢千代地蔵菩薩も。
正福寺桜 -新温泉町指定文化財天然記念物ー
キンキマメザクラとヤマザクラの自然交配種。
花の直径は2cmほどで、花びらは50枚から100枚も!
木の高さは3mほどと小ぶりで華奢(きゃしゃ)。数本が地下茎でつながり仲良く寄り添っているのが特徴です。
樹高が低い分、枝垂れて咲く、かわいらしい花ひとつひとつが間近で見られます。
いつのころからか栽培され、1934年に牧野富太郎博士により固有種として発表されました。
境内の正福寺。葉と花が同時に赤い芽を出し、花は薄紅へと色を変得ながら開いていきます♪
正福寺桜に先立って、お彼岸のころには、エゾスミレが境内を彩ります(^^)
正福寺のご本尊は不動明王。
21年ごとに開帳される不動明王は、平安時代後期作の秘仏で、通常の不動明王よりも穏やかな表情なのだそうです。
<2015年4月号・花咲くお寺・寺社へ 「正福寺の、正福寺桜」で紹介>
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